カンパニータンク経営者インタビュー
芹川英敏
芹川 英敏 Serikawa Hidetoshi
有限会社フミ商会 戸塚ナビ運営事務局
代表取締役社長

大分県出身。就職を機に神奈川県へ。飛行機の整備士として働いた後に、飲食店を34年間経営。戸塚区PTA連絡協議会の会長を務めた経験を持つ。2011年「戸塚ナビ」を立ち上げ、地域の活性化に臨んでいる。戸塚社交飲食業連合会の専務理事兼、事務局長としても活躍中。
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鳥居かほり 鳥居 「戸塚ナビ」というサイトは、一般的な地域ポータルサイトとどのような点が異なるのでしょうか?

芹川 これは、店舗・企業と地域の人々を繋ぐ地域のポータルサイトなんです。以前から気になっている店舗があるけれど、敷居が高くてなんだか入りにくい、なんていうお店もありますよね。そんなときに、この「戸塚ナビ」を活用してもらいたいんです。店舗側はWebページを作成することによって、広告・クーポン等を発信することができます。そして、地域住民はお店を検索したり、情報を収集したり、無料の会員登録をして頂くことによってイベント情報や店舗のご案内なども届くようになります。

鳥居 実際に自ら足を運ばなくても様々な地域の情報が得られるというのは非常に便利ですね。

芹川 そうなんです。企業様方には掲載申し込みをして頂きますと、Webページを簡単に作成・更新して頂けます。ネットショップとして商品の販売を展開することもできますよ。掲載に必要な費用も月に1000円から、とかなり安価。ぜひ有効に活用して頂き、お客様との距離を縮めてほしいと思っています。
鳥居 パソコンが社会に当たり前に取り入れられるようになった“現代の町おこし”といった感じですね。しかし、なかには「パソコンが苦手で」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

芹川 そんな方々には、無料でサポート教室を開催しています。パソコンが苦手で、制作が面倒くさい、お店のHPは作らなくてもいいのでは、という考えを持っている方にも簡単に作れることをお伝えしたいですね。掲載のためのお手伝いも積極的にさせて頂きますから、ぜひ安心してご利用頂きたいと思います。

鳥居 そこまで責任を持った対応をして頂けるのであれば安心です。戸塚という地域を長く愛され続けてきたからこそ展開できる事業なのでしょうね。

芹川 おかげさまで、先日ユーザー数が2万人を突破しました。戸塚に移り住み、多くの方々に支えられ、ここまでこれたと思っていますから、私から“戸塚の町への恩返し”という意味も込めて戸塚の地域活性化に繋げていければと思っています。そして、戸塚に住む「人々」と「店舗・企業」との「絆」を深めるためのツールとなっていくことを目指します。まずは、より多くの人に「戸塚ナビ」について知ってもらいたいですね。

鳥居 私も影ながら応援させて頂きますので、ぜひ頑張ってくださいね。
戸塚ナビ
ゲストコメント&photo

 出典(クレジット):カンパニータンク 2012年5月号(国際情報マネジメント有限会社 発行)